2.8 C
Tokyo
1.7 C
Osaka
2026 / 01 / 09 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料高温多湿な夏は汗による深部体温の調節が上手く働かなくなる 酷暑での熱中症対策にはアイススラリーによる身体冷却が好適

高温多湿な夏は汗による深部体温の調節が上手く働かなくなる 酷暑での熱中症対策にはアイススラリーによる身体冷却が好適

 高温多湿な夏は汗による深部体温の調節が上手く働かなくなり、酷暑対策にはアイススラリーによる内部冷却と水分・塩分補給のセットが好適とされる。

 熱中症対策の基本は、深部体温の上昇と脱水を防ぐことにある。

 脳や心臓などの臓器の深部体温は約37℃が理想の状態。これは生命活動に欠かせない酵素が最も活性化する温度であり、37℃より高温・低温になると酵素活動が保てず脳や内臓の働きが低下する。なお、深部体温は臓器の温度であるため体温計では測定できない。

 体温が上昇すると、発汗により熱を放散させることで約37℃に保たれるが、高温多湿な日本の夏では、汗が皮膚表面に留まり蒸発しにくいため、汗による深部体温の調節が上手く働かなくなり脱水状態に陥りやすくなる。

 このように汗が機能しにくいシーンでは、身体冷却と水分・塩分補給をセットで実践することが効果的な対策と考えられる。

 身体冷却には、外部冷却と内部冷却の2つの方法があり、外部冷却は空調や冷水欲(アイスバス)などで身体の外部から冷却するやり方となる。

 一方、内部冷却は、冷たいものを摂取して身体の内部から冷却するやり方で、その中でも簡便で実用的な方法がアイススラリーの摂取となる。

 アイススラリーとは、細かい氷の粒子が液体に分散した流動性のある氷で、通常の氷に比べ、結晶が小さいことから冷却効果が高く、カラダの内側から効率よく冷やすことができる。
 アイススラリーの中には、体液に近い電解質バランスの製品もある。
 
 日本スポーツ協会が発行している熱中症予防のガイドブックでも他の冷却方法と比較して冷却効率、実用性、簡便性のいずれにおいても高く評価されている。

 特に、外部冷却が難しい環境にある運動時や暑熱環境下での労働時に好適とされる。

 市販されるアイススラリーには「ポカリスエット アイススラリー」(大塚製薬)や「リポビタンアイススラリーSports」(大正製薬)などがある。

 このうち「ポカリスエット アイススラリー」では、絶好調のBtoBの販売を引き続き強化している。
 今年の出足も上々。「建設業や製造業、宅配業など暑熱環境下で従業員が業務を行う企業様の採用がどんどん広がっている。昨年は猛暑だったこともあり大変ご好評をいただき、20%以上の出荷数量増を記録した。さらに今年4月には昨年の2倍以上ご注文いただき出荷している状況」(大塚製薬)と説明する。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。