尾家産業と仕入先企業133社で組織するサンホーム会の定時総会が7月10日、大阪市内で開催され、会員など392人が参集した。今期は幹事社の改選があり、新会長に髙宮満キユーピー社長が就任した。
髙宮新会長は「これから先も不透明な厳しい時代は変わらない。そこで必要なキーワードは『連携』。今は個社の役割を果たせば良い時代ではない。商品開発、物流、メニュー提案、情報・魅力の発信など、いかに連携するかが未来を作っていく」と各位に促した。
続いて、尾家健太郎社長から前期決算概要と今期方針発表があり、そのほか、前期仕入れ実績は、全体が前期比15.7%増。うち、サンホーム会会員が構成比64.5%で前期比14.9%増。会員以外が同35.5%で同17.1%増となった。
尾家社長から「全体の15.7%増を下回る会員企業は積極的な提案活動をお願いしたい」と求め、「引き続き会員からの仕入れを増やしていきたい」と語った。
また、今期営業施策では、秋季と春季の提案会をあわせて全国27会場での開催予定などを報告した。
そのほか、総会では、サンホーム会会則の一部変更とともに、新入会員はキング醸造1社の入会などが審議され、承認された。