13.1 C
Tokyo
17 C
Osaka
2025 / 11 / 13 木曜日
English
農水畜産業ナッツ・ドライフルーツ日本ナッツ協会 一般社団法人に移行 中島会長が報告
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

日本ナッツ協会 一般社団法人に移行 中島会長が報告

日本ナッツ協会は、7月9日に第31回通常総会を都内で開催した。また併せて、新設した「一般社団法人日本ナッツ協会」の臨時総会を開催。任意団体から一般社団法人への移行を決議した。

その後の懇親会であいさつした中島洋人会長(東洋ナッツ食品社長)は、設立から30年あまりが経過した任意団体としての日本ナッツ協会の活動が、今回をもって幕を下ろすことを報告。

「海外の方からみれば何の変わりもないが、われわれにすれば大きな変化だ」としたうえで「日本のナッツ業界にも、昨今は少しずつ変化が起こっている。他社のお客さんを引き継ぐとか、あるいは会社が一緒になるとかいった話が、いろいろ耳に届いている。ただ私の願いとすれば、ぜひ会員の数を減らさないようにしてほしい」と訴えた。

また乾杯のあいさつをした正栄食品工業の本多秀光社長は「Z世代を中心とした今の若い人たちは、お菓子を食事代わりに食べるといったことも増えているそうだ。ただ、小腹がすいたときにナッツを食べるとか、サラダにナッツを入れるとか、ちょっとした工夫で健康的な食生活を保てる。将来に向けて食生活を提言する責任がわれわれにはある。業界が一丸となり、正しい方向に引っ張って消費を増やせるようがんばりたい」と呼びかけた。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点