一般社団法人日本外食品流通協会近畿支部は、9月4、5日にインテックス大阪3号館にて「第74回外食産業フェア」を開催する。出展者数は、確定済みメーカーと新規出展5社を含めて、86社・163小間を予定。来場者数は6千人を見込む。
開催テーマは「ようこそ!まだ見たことのない食の『MIRAI』へ」とし、未来の食につながる新食材やメニュー、時代に合ったオペレーション提案などを企画。和洋中の飲食店や給食、製菓・喫茶店向けの業務用をはじめ、清涼飲料、酒類、その他外食産業関連品を、試食試飲を提供しながら展示、実演を行う。デザートブースでは軽食を用意して、客単価アップのための差別化商品やSNSを使った集客方法など、販売力向上のための施策について提案する。
さらに、震災被災地の支援企画として、東北や熊本県に加えて今回新たに石川県のブースを設置。金澤やまぎし養蜂場(はちみつ)、加賀建設(茶)、ケンコー食品(餅いなり)を紹介する。
また会場には業界関係者以外に、大阪調理製菓専門学校の学生を招待。将来の業界を担う学生たちに学び、触れる機会を提供することで、業界への理解を深めてもらう狙いだ。
18日には、泉周作実行委員長(泉平社長)らがフェア概要について説明。「来年の万博開催に向けて地元の外食を応援し、近畿から盛り上げていきたい」と意気込みを語った。