日本チェーンストア協会関西支部は5日、帝国ホテル大阪で総会を開催。会員約50人、賛助会員約370人ほか約450人が集まった。
あいさつに立った日本チェーンストア協会の牧野剛専務理事は「物価高など様々な問題をチェーンストア全体でどう乗り切るか。環境対策も含め、皆さまと手を携えて課題解決に取り組んでいきたい」と強調。
来賓の近畿経済産業局・河上康裕産業部次長が、持続的な賃上げのため価格転嫁政策を進めていることを紹介。同じく近畿農政局の廣瀬勝士経営事業支援部長が有機農産物の拡大や関西の食文化発信に取り組んでいることを説明した。
懇親会ではアサヒビールの塩澤賢一会長が「デフレからインフレへの脱却は簡単ではないが、今こそ知恵の使いどころである」と乾杯の発声を行い、平和堂の平松正嗣社長が「いかに地域に貢献できるかを考えると様々な壁がある。そのためにも、賛助会員の皆さまから忌憚ない意見をいただきたい」と述べ締めた。
なお、これに先立ちアナウンサーの山本浩之氏が「日々新たな出会い発見!」と題し講演した。