日本ハム 高価格帯ギフト拡充 リピート促進へ相手の反応「見える化」

日本ハムは今夏のギフトで、高単価ギフトの品揃えを拡充する。昨年の夏ギフト商戦で一般的な3~5千円より高い価格帯商品が伸長していたことに着目。購入の決め手となる貰い手の「反応」を重視し、貰い手から送り主に「美味しいハムをありがとう」などの声を届ける施策を展開し、既存顧客の維持・固定化と浮動層獲得を狙う。

ギフト市場全体の価格帯のボリュームゾーンは3~5千円でここ5年の販売数は減少傾向にあるが、5千円より高い6千円、7千円、1万円台は構成比は小さいが増加傾向にある。よって、苦戦している中元・歳暮のシーズンギフトは「EC販売や通販、高価格帯を重視し展開」していく。

商品では、北海道産原料使用の「北海道プレミアム 美ノ国」ブランドから、新たに北海道産牛肉使用の「ローストビーフ」(260g)を発売。塩・香辛料のシンプルな味付けと、直火で表面を焼いた後、真空調理でやわらかく仕上げた。すりおろした玉ねぎとたまり醤油の和風ソース付きで税込5千400円。また、ギフト全体が厳しい中、昨年大きく伸長した美ノ国の「グリルセット」や「ブロック&スライスセット」は、高単価のセットを発売しラインアップを強化する。グリルセットは既存の3千円台に加え5千円台を、ブロック&スライスは既存の5千円台に加え8千円台を投入して需要により応えていく。

一方、毎回ハムギフトを購入してもらうため、「貰い手のリアクションを見える化する施策」を展開。具体的には、対象商品にQRコード記載のリーフレットが添付されており、貰い手はQRコードを読み取り、専用サイト内でメッセージカードを作成し、SNSやメールなどで贈り手に送付するもの。同社調査によると、贈答後に何らかのリアクションがあった場合は次も同じ商品を購入する傾向があるが、なかった場合は様々な商品を回遊する傾向があることから、同施策で贈答時の美ノ国などへの固定化を図る。対象ブランドは「美ノ国」「本格派」「シャウエッセン」。

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