11 C
Tokyo
12 C
Osaka
2026 / 02 / 14 土曜日
ログイン
English
農水畜産業雑穀まるで白米?でも「もち麦」 いつもの味に家族満足 はくばくの自信作完成

まるで白米?でも「もち麦」 いつもの味に家族満足 はくばくの自信作完成

毎日の食事にもち麦ごはんを取り入れたいけど、家族は白米を食べたがる――。そんなお悩みを解決するのが「白米好きのためのもち麦」だ。穀物のリーディングカンパニー・はくばくの新商品。1月25日に行われた「はくばくプレス発表会~主食改革を宣言~」で初披露された。

「白米好きのためのもち麦」は、同社の大ヒット商品「もち麦」をまるで白米のような形状と食感に仕上げた製品。通常の大麦に比べて加工が難しくこれまで実現できなかったが、同社の技術や知恵を結集して開発に成功した。

いつものごはんにこっそり混ぜて炊いても分からないほどの見た目ながら、食物繊維は白米の6.6倍。従来のもち麦の栄養素とほぼ変わらないのも特徴だ。白米好きの人だけでなく、家族の反対で雑穀をあきらめている人にも食べてもらいたいという。

「一人当たりのコメ消費量は、この60年間で56%減少。食生活の変化もあるが、近年のコメを控えようとする空気感もあると思っている」。こう語ったのは、はくばくの長澤重利社長。

低糖質ダイエットの普及をきっかけに、糖質摂取を抑えるため主食のごはんを減らす意識が定着する現状を危惧。「これをなんとか変えたい」と訴える。

一方、1960年代までは一人一日当たり50~60gほどあった大麦の摂取量に至っては、現在は数g程度とさらに激減している。この間に大腸がんによる死亡数や糖尿病の受療率は右肩上がりを続けた。

「相関関係の証明は難しいが、大麦の消費減少が問題を引き起こしていると考えている。大麦は血糖値の上昇抑制、悪玉コレステロール値低下、内臓脂肪低減などの働きがあり、医療費削減にも大きく貢献できる」(長澤氏)。

コメの消費拡大による食料自給率の向上とともに、大麦を含む雑穀を通じた健康的な食生活への貢献で、社会問題の解決に貢献したいと語る。

発表会には、タレントの横澤夏子さんも登場。「子どもは食べ物の好き嫌いが日によっても違うので難しい。もち麦を試してみたいけど、家で食べるときは夫や子どもはやはり白米を選ぶ。二つ炊くのは面倒なので、結局は白米になってしまう」と、食生活の悩みを語る横澤さん。

新商品を試食すると「おいしい!白米ですね。食感や甘みもそっくりで、すごく食べやすい。独特な風味でおかずを邪魔することもなく、大好きな味」と絶賛した。

「白米好きのためのもち麦」は3月1日発売。チャック付ピロータイプの500g入り(希望小売450円)と、個包装タイプの300g(50g×6袋、690円)スタンドパックの2品種。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。