「九州の食を全国へもっと!全国の食を九州にもっと!」をメーンコンセプトとする、西日本最大規模の展示会「FOOD STYLE Kyushu 2022」(FOOD STYLE Kyushu実行委員会主催、九州経済産業局や九州農政局などが後援)が9日と10日の2日間、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開催された。
食品・飲料、設備・機器、サービスなどの過去最多42都道府県、食品関連企業1千社以上が出展。外食や中食、小売、卸売の仕入担当者やバイヤー、ホテル旅館業、行政関係者などの業界関係者が多数来場した。また入場に際しての新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、入場者には事前登録が義務付けられた。
今イベントでは昨今社会問題となっている「価格高騰」「脱炭素」「人手不足」「脱プラ」「食品ロス」などのテーマにフォーカスした。特別企画では「九州はひとつ」九州・沖縄・山口PRコーナーをはじめ、福岡県プラスチック代替品容器などの紹介コーナーを設置。「SDGsと企業経営の道しるべ」では2030年の目標達成に向けて各企業で行っているSDGsの取り組みなどを紹介した。
さらに小売(スーパーマーケットフードスタイル)、中食(弁当・給食・宅配フードスタイル)、外食(外食フードスタイル)の垣根を越えてビジネスチャンス創出の場を提供するとともに、他業種・他分野に及ぶ出展者や来場者の情報交流の場を設けた。
出展者は各展示ブースにおいて感染対策に十二分に留意しながら、来場者への自社商品のPRや特長の説明に全力投球していた。