いなば食品グループ 年商1千億円を突破

いなば食品グループ(稲葉敦央社長)は1日、9月末までの直近1年間の連結売上高が1千20億円となり、初めて年商1千億円を突破したことを明らかにした。

なお、今期(3月期)の最終決算見込みは売上高1千100億円(20.6%増)、営業利益81億円(1%減)を計画。23年度は売上高1千280億円、営業利益100億円を計画している。

同社では、「高齢化で成長する食品分野に一段と焦点をあて、成長する食品軟包材製品、値上げが軌道に乗りつつあるライトツナ・各種味付け缶、ウエルネス食材などの拡販を進める」方針。

今回、初めてグループ年商1千億円を達成し、「静岡県最大の食糧加工会社となり、非上場の食糧加工会社でも国内最大規模となった」(同社)という。