キッコーマンは新たな飲食サービス「FISH A WEEK 週一魚」を11月1日から開始している。同日、東京・四谷に第1号店をオープン。魚、もち麦、野菜を使ったメニューをイートイン、テイクアウト、フードデリバリーサービスで提供。11月下旬からキッチンカーでの販売も開始する。
「FISH A WEEK 週一魚」は「おいしく食べていたら、いつのまにか健康的な食生活を実践している」をコンセプトとする新たな飲食サービス。週に一度は魚を食べてほしいという思いをサービス名に込めた。
メニューは魚を使用したメーン料理、もち麦ごはん、野菜デリを合わせたセット。家庭の食卓での登場頻度が減っている魚、白米や玄米よりも食物繊維を多く含むもち麦、摂取量の不足が課題となっている野菜を中心に提供する。
魚を使用したメーン料理は和・洋・中の様々なジャンルのスパイスを使ったソースが特徴。スパイスの風味で「やみつきになる味わい」を楽しめる。野菜デリは単品でも販売する。
同サービスでは環境に配慮した食材や容器を主に使用する。海の豊かさを守ろうとするブルーシーフードガイドの理念に賛同し、パートナーに加盟。提供する弁当箱やカップなどは主に竹や紙を使用し、プラスチックごみの削減に取り組む。また、水産省が制定した「さかなの日」に賛同し、魚食の拡大に協力する。
四谷店の営業時間は午前9時から午後9時までで、午前11時まではドリンクのテイクアウトのみ。基本セットはイートイン、テイクアウトで750円(税込み)から。月額3千480円(同)で月5回利用できるサブスクリプションプランも用意した。フードデリバリーサービスでは店舗から約2~3km圏内に配達する。