日本豆乳協会調べの2025年1~3月の豆乳の生産量(出荷量)は前期比104.9%の9万4634㎘と引き続き拡大傾向を示した。
品目別では、ここ数年成長率が高い「豆乳(無調整)」は107.9%の3万2110㎘と引き続き高伸長を保ち、「調製豆乳」は102.3%の4万4998㎘、「果汁入り豆乳飲料」は108.1%の3556㎘、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」も100.4%の1万304㎘と、いずれのカテゴリーも増加。また主に業務用を用途とする「その他」のカテゴリーも124.8%の3666㎘と大きく拡大。
協会では各カテゴリーの好調要因として、「無調整や調製豆乳は、豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しし、今期もリピート購入が増加。豆乳飲料はメーカー各社が話題性の高い新商品の販売を開始したこと、業務用はカフェチェーンのソイラテ需要拡大をはじめ、外食における利用が増えたこと」などを要因として挙げている。
協会では毎年10月12日を「豆乳の日」、また今年から6月12日を「ヘルシーソイラテの日」として制定し、豆乳の普及活動を行っている。
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