ニップンは、110億円を投じて神奈川県横浜市都筑区に研究開発拠点「ニップンR&Dセンター」を設置する。現在の厚木市から研究開発拠点を移転し、26年10月の稼働を予定。
新たな拠点は、研究員が社内外と積極的に交流することによる「Open Collaboratory(オープンコラボラトリー)~未来へつづく、新しい食の共創空間」がコンセプト。
研究開発スペースを拡張するとともに、オフィス環境を整えることで研究員間の連携強化を図る。社内外の異なる技術者とのコミュニケーションを活性化し、オープンイノベーションを推進。様々なアイデアや意見を取り込み、新たな価値の創造を目指す。
建物は建築物をリノベーションする上で既存の柱や床などを最大限活用するほか、環境配慮型内装材を採用しCO2を大幅に抑制。建物中央部にはグリーンアトリウムを設置し、自然光を各階に取り入れることで照明エネルギーの負荷を低減する。
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