10 C
Tokyo
8.1 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)梅仕事の季節

梅仕事の季節

まもなく「梅仕事」の時期を迎える。梅仕事とは、梅が旬を迎える季節に自家製の梅干や梅酒などの保存食を作ること。毎年6月頃、スーパーに青梅や保存容器が並ぶ。この時期に梅仕事をしておけば、1年を通して自家製の梅干や梅酒を楽しめる。

▼筆者は毎年1瓶だけ梅酒を作る。梅を洗い、水気を拭き、竹串でヘタを取る。保存瓶に梅と氷砂糖を重ね入れ、甲類焼酎を注いで蓋をし、冷暗所で保存。3か月後にはおいしく飲める。ロックでも炭酸割りでもよし。近年は和歌山の梅を使っている。

▼その和歌山の梅は、今年は残念ながら不作になりそう。県南部の田辺市と西牟婁郡一円を管内とするJA紀南は毎年、紀南の産地情報をまとめている。5月10日に梅部会がまとめた生産予想量は、南高梅が前年比63%、平年比62%となっている。

▼南高梅は梅干の一大ブランドであり、紀州の梅干メーカーや各エリアの漬物ベンダーにとって大きな打撃になる。製品を大事に売るしかない。紀南の南高梅は早場で5月下旬から収穫を開始。収穫のピークは6月1~6日と予想されている。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。