逆光線(コラム)野菜高 さて何作る?

野菜高 さて何作る?

景気は緩やかに回復しているものの、個人消費は回復が遅れている。実質賃金は24か月連続で減少し、賃金の上昇が物価の上昇に追いついていない。物価高の中で財布のひもを緩められない。消費者のマインドは、そんなところだろうか。

▼食の分野でも消費の二極化が指摘されている。ただ、日常の支出に対しては、生活防衛や節約の意識が強く働く。外食や中食を利用する機会もある一方、家庭内食の機会、その中でも家庭内での調理機会を増やさざるを得ない。そんな状況にある。

▼最も強い家庭内調理のニーズは、おそらく安価で身近な食材を使い短い時間で簡単に作ることだろう。しかし、安価で身近な食材といっても一部は値上がりしている。例えば豚肉や鶏肉は比較的手に取りやすいが、野菜は手に取りにくい。

▼例えばキャベツ、レタス、にんじん、きゅうりなどは高い。そのような状況下でどんな料理をどんなふうに作るか。作り手にとって非常に大きい悩みだろう。そんな悩みに対し、どんな解決策を提案できるか。食品の供給サイドにとっても非常に大きい課題だ。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。