6.4 C
Tokyo
5.1 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品実は「ハーブカレー」 タイカレーの魅力発信 ヤマモリ

実は「ハーブカレー」 タイカレーの魅力発信 ヤマモリ

ヤマモリは発売25年目を迎えたタイカレーの提案を強化する。多くのハーブを使用していることを踏まえ、その魅力を「ハーブカレー」として訴求する。主力商品「グリーンカレー」などに加え、2月発売の新商品で「究極のハーブカレー」「ハーブカレーの最終形」(同社)と位置付ける「ゲーンパー」の育成に取り組む。

同社は1988年、タイに進出。2000年から現地で生産したタイカレーの日本での販売を開始した。現在のラインアップはタイカレー9品とガパオライス1品の10品。また、タイフードとして、この10品にタイ料理合わせ調味料やナンプラーなどを加えた27品を展開する。

ヤマモリのタイフードのコンセプトは「本格タイ料理で気分転換」。特に同社は「タイフードはハーブが命」との考えからタイカレーにも指定農場で栽培するフレッシュなハーブを使用。その爽やかな香りや辛味を生かした味づくりに取り組んでいる。

例えば「グリーンカレー」はこぶみかんの花、こぶみかんの皮、スイートバジル、レモングラス、パクチー(根)、ガランガル、唐辛子(緑)を使用する。一方、「ゲーンパー」はこぶみかんの葉、ホーリーバジル、ガチャイ、レモングラス、ガランガル、唐辛子を使用している。「多くのハーブを使用し、ココナッツミルクを使用しないことで、すっきりとした爽やかな香りがダイレクトに感じられるような味」(同社)に仕上げた。

ヤマモリは4月上旬、都内で「タイカレープレスセミナー」を開催し、タイカレーの施策を紹介した。5月には11、12日に東京・代々木公園イベント広場で開かれる「第24回タイフェスティバル東京」、18、19日に名古屋・エディオン久屋広場で開かれる「タイフェスティバル in 名古屋」にそれぞれ出展する。新商品「ゲーンパー」の試食などを実施する予定だ。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。