野菜摂取促進へ中学生がユニークアイデア、町田市に提案 カゴメ「ベジチェック」で食育活動

カゴメは、野菜摂取量推定機「ベジチェック」を活用した食育授業を全国の小・中学校で行い、国が推奨する野菜摂取量「1日350g以上」に向けた啓発活動を行っている。東京都町田市では、2024年度9月(2学期)から始まる中学校全員給食を契機に、小・中学校9年間の食育を充実させるため、市とカゴメにより「ベジチェック」を使った中学生向け食育授業を共同開発し、町田市立真光寺中学校(町田市森野)で先行して発表会が行われた。

今回の食育授業は、授業開始前に「ベジチェック」で測定し、各自が野菜摂取量を確認するとともに、国が掲げる目標値に対して、町田市民は目標値に達していない現状(233g)を学んだ上で、生徒が摂取量を増やすための方法を考え、個人ごとに1か月間実践。再度「ベジチェック」で測定し各自が行動記録を振り返りながら学び、それを基にグループで「市民の野菜摂取量を増やすための取り組み」について市に提案するもの。

市立真光寺中学校で行われた成果発表会には、各クラスのプレゼンで選ばれた中学校1年生の代表3チームが出席。チーム(4人)ごとに野菜摂取量を増やすための取り組みを披露し、同席した坂本修一町田市市教育長に提案書が渡された。

3組2班の提案「野菜詰め放題福袋」=農家から出る規格外野菜を、小・中学生が楽しみながら袋に詰め放題で集めれば、農家はうれしく、フードロスの解消にもつながるという社会課題解決にもつながるアイデア。1組2班の提案「私達の野菜と健康」=保健室に栄養士を配置してもらい自分に何の栄養素が足りないかのアドバイスをもらう。給食や自販機で野菜ジュースが飲めるようになれば、野菜ジュースに慣れ野菜嫌いが減る。2組6班の提案「Veggie Battle(ベジ バトル)」=夏休み明けに小・中学校対抗でベジチェックを行い平均値が一番高い学校を優勝とし、優勝校は町田市に要望を聞いてもらう。要望内容は優勝校がアンケートをとる。

今回の取り組みを受けてカゴメの信田幸大健康事業部健康サービス企画グループ担当課長は、「今回は大人には思いつかないような中学生ならではの楽しいアイデアが発表された。全国の中でも町田市の食育授業は進んでおり、これを町田モデルとして全国の小・中学校に広めていきたい」など語った。

EU農産品  - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)