太子食品工業は3月1日、同社100%子会社の蔵王高原フーズを吸収合併する。それに伴い、蔵王高原フーズの工場は、太子食品工業の白石蔵王工場として新たに生まれ変わる。
白石蔵王工場は、蔵王国定公園の麓、宮城県白石市に第1工場、第2工場を構え、敷地面積8千794㎡、建屋面積4千149㎡。「一丁寄せ豆腐」「寄せ豆腐」、そしてこれからの成長エンジンとなるプラントベースフードの「国産大豆なめらか豆腐バー」など合計約25種の商品を製造している。
また、持続可能な社会への取り組みとして、おからは農場飼料、廃油はボイラー燃料へと再利用している。
今回の合併により、同社は主要工場5工場と専用工場2工場の計7工場体制となり、宮城県内は2工場と1本部体制で、同県ならびに南東北エリアでの生産体制と営業活動を強化していく。