11.8 C
Tokyo
14.5 C
Osaka
2026 / 02 / 26 木曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)「タイパ」の先に
KNOWLEDGE WORK 20260303

「タイパ」の先に

「国会では質疑も答弁も、最近はチャットGPT頼りですよ」。会合である議員から教えられて驚いた。AI技術の進歩で機械化やルーチン化できる職業がいずれ淘汰される、と云われているのは知っている。作家どころか、専門性が高い医師や弁護士も例外ではないとも。どうやら国会でも同様らしい。

▼慢性的に不足していく労働力を補う手段の一つとしてAI技術が有効なのは理解しているが、職業を失う可能性に加え、人が自ら考える力が失われると危惧する人も少なくないようだ。

▼日々の生活の忙しさに追われながらも、余った時間を携帯やPCを眺めて費やすだけならば、余らせた時間にあまり意味も価値もないような気がする。

▼昨今、食品業界の商品開発では「タイパ」が重要なコンセプトの一つになっている。本来はタイパ食品を活用することによって得た時間を何に使うかが大事なのだけど、「忙しい、忙しい」と云いながら心を亡くすことになりはしないかが心配だ。生き続ける中で何を積んでいくかを考え、実際に行う時間にしたい。自戒を込めてそう感じる。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。