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第15回「キリ」コンクール プロが多彩な作品披露 新たなチーズの可能性を探求

今年で40周年を迎える「キリ クリームチーズ」を展開するベル社(本社・仏)の子会社ベル ジャポン(東京都港区)と、同ブランドの業務用商品を輸入販売するアルカン(東京都中央区)は10月4日、第15回「キリ クリームチーズコンクール」の最終審査・表彰式を行った。

同コンクールは「キリ クリームチーズ」の可能性や魅力を広げ、業界の活性化や次世代育成に貢献する目的で00年から開催。受賞作品がパティスリーやコンビニエンスストアで販売されるなど、新たなトレンド発信の場としても注目されている。

アルカンの檜垣周作社長は「『キリ』が発売40周年を迎えたのは、仏発のクリームチーズの食文化が老若男女年齢問わず根付き、ブランドが長年愛されている証だ。菓子類の市場はコロナ禍でやや停滞したが、コロナ前の10年間では菓子、チーズ市場ともに大きく成長している」などとし、さらなる市場拡大と「キリ」ブランドの活躍に期待を寄せた。

ベル ジャポンのアイテキン・ユルドゥズ代表取締役は「前回開催の19年以降、世界的インフレや急速な円安など大変厳しく不確実な経済環境に直面してきた。こうした環境下こそコンクールが果たす役割がある。業界の方々と再びつながり、新たなクリームチーズの可能性を探っていくことだ」としたうえで、「受賞作品は10年以上店頭で販売したり、大手コンビニで採用されるなど道を切り開いてきた。新たな商品の誕生と皆さんのステップアップを祈願する」などあいさつした。

応募総数は162作品。「生菓子部門」「ファクトリー部門」「デリカテッセン部門」各5作品が最終審査に進み、「『キリ クリームチーズ』の味がよく出ていること」「工場で大量生産可能なこと」など各基準のもと、当日の実技審査を経て、各部門ごとに最優秀賞・銀賞・銅賞が選ばれた。

ファクトリー部門の最優秀賞に選ばれた「モォモォバターサンド フロマージュ ミルク」は、牛柄のデザインが目をひくバターサンド。「キリ クリームチーズ」を55%配合し、北海道産生乳使用のバターを使った。受賞者の川原大治さんは「北海道の酪農が危機的状況にあるなか、少しでも元気になってほしい気持ちで参加した。名誉ある賞をいただき感激している」と喜んだ。

最優秀賞受賞者3人にはフランス研修旅行が贈呈されたほか、各賞受賞者に作品販売時に使用可能なコンクール認定ロゴが贈呈された。今回から初めて「Z世代が選ぶベストスイーツ賞」「同デリ賞」も選出された。

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