東京初「あさひ日本酒塾」 「久保田 萬寿」などきき酒 朝日酒造

清酒「久保田」「朝日山」で知られる朝日酒造は、7月8日に都内で「あさひ日本酒塾 ビギナー編」を開催し、抽選で選ばれた一般消費者約70人が日本酒の製造工程やきき酒の方法などを学んだ。東京で実施するのは初めて。関東圏の在住者を中心に若い世代や女性も多く参加し、幅広い層が日本酒に関心が高いことをうかがわせた。

「あさひ日本酒塾」は一般消費者に日本酒の知識を普及する目的で2000年から長岡の本社で開催。21年からは新潟市など社外で講座を開いてきた。東京での初開催に当たり、経営企画部広報課の小嶋基成課長は「日本酒の味わい、奥深さ、面白さなどを現場の担当者から直接お伝えしたいとの想いで開催している。東京会場には定員を大幅に上回る約400人から応募があった。本日の講座で興味・関心を深めていただければ」とあいさつした。

「酒造り工程」は経営企画部研究センターの中村諒課長が解説。アルコール飲料の種類や違い、日本酒の製造工程、さらには同社の製造環境やこだわりなどを話した。次いで「ボトリング工程」の講座は生産本部製品1課の関英満主任が担当。ユーモアを交え、「久保田 萬寿」の手すき和紙ラベルを機械で安定的に貼ることの難しさなどを紹介した。

その後は「きき酒実践講座」を実施。中村課長が目・鼻・口・舌を使った具体的なきき酒のやり方、言葉での表現方法を説明した後、まずは「久保田」の定番商品「千寿」と最高峰「萬寿」の飲み比べから実践。「きき酒に不正解はない。自分自身で感じたことをそれぞれコメントしていただければ」(中村課長)とのアドバイスを受け、各々の参加者がきき酒にチャレンジした。また華やかな香りが特長の「久保田 純米大吟醸」、日本酒度―45・0で甘酸っぱさも楽しめる「朝日山 香里音プレミアム」の試飲も行われ、味わいの幅広さを体感した。

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