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明治ブルガリアヨーグルト「脱酸素低温発酵法」に表彰 伝統のおいしさを大量生産化

明治は、「明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン」「同 脂肪0」などの生産で使用する「脱酸素低温発酵法」が公益社団法人発明協会の「令和5年度全国発明表彰」で発明賞を受賞したと公表した。

同発明は、それまで難しかったブルガリアの伝統的なプレーンヨーグルトのおいしさを持つヨーグルトの大量生産を可能とし、ブルガリアの伝統的なプレーンヨーグルトのまろやかな味わいを広く一般に普及させることに貢献した点や、低脂肪ヨーグルトでも濃厚感を実現し、健康的でおいしいものを食べたい消費者ニーズに応える商品を提供している点などが評価された。

一般的に38℃程度の低温発酵で作る伝統的なヨーグルトはなめらかでコクがあるが、牛乳中のたんぱく質が凝固してできる「カード」の形成が不十分で軟弱なことから、輸送時の振動などで崩れてしまい工業的に大量生産するのが困難だった。

「明治ブルガリアヨーグルト」は、ブルガリア菌とサーモフィラス菌の2種の乳酸菌が互いの生育を促進する『共生作用』によって発酵させるが、明治はこの共生作用に酸素が大きく関与していることを見いだし、その性質に着目した「脱酸素低温発酵法」を用いることで、低温発酵でも輸送時に崩れないしっかりとしたカードを形成できるようになったという。

発明の詳細は次の通り。

▽発明名称=ヨーグルトの脱酸素低温発酵法
▽対象特許=特許第3666871号
▽受賞者=明治研究本部技術研究所次世代ものづくり研究部エキスパート堀内啓史、商品開発研究所発酵開発研究部井上暢子、元明治乳業折居直樹

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