アースデイ東京に出展 事業活動などをPR 全国はちみつ公取協

全国はちみつ公正取引協議会は15、16の両日、都内代々木公園で開催された「アースデイ東京 2023」にブース出展、同協議会の青年部(岸野逸人部長=日新蜂蜜社長)メンバーがPR活動を行った。

会期中は、はちみつの種類およびミツバチの生態を紹介したほか、協議会の活動内容や公正取引規約に基づいた公正マークの意義について、立ち寄った来場者に説明した。

「アースデイ」は、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動として米国でスタートしたもの。環境問題や、人と生物、地球との関わりを考える日として国内でも各種イベントが開催され定着している。

はちみつは、ミツバチを介して得られる自然の恵み。イベント趣旨に合致しているため、同協議会では2016年から出展しミツバチとはちみつ、公正マークの啓蒙活動に取り組んできた。今回は2日間にわたり、「はちみつをもっとよく知るハンドブック」、テーブルハネー、はちみつキャンデーをセットにしたサンプリング品を500人に配布。

会員企業のはちみつ製品を展示し、花別蜜を紹介したほか、フランス菓子の名店「コロンバン」が社屋屋上で飼育するミツバチを展示し、ファミリー層の来場者の関心を集めた。

また、会員企業のはちみつ製品の即売会も実施した。売上金はトルコシリア大地震の被災者への寄付金に充てる。

さらに、QRコードを活用した消費者アンケートや同協議会のゆるキャラを決める「ゆるキャラグランプリ」を実施。アンケート結果は今後の事業運営の参考とし、人気の高かったデザインは協議会のキャラクターとしての使用も検討している。