味の素冷凍食品 低炭素型炊飯ライン稼働 千葉工場に新規導入

味の素冷凍食品は、冷凍米飯専用の千葉工場に低炭素型炊飯ラインを新規導入し、11日から本格稼働を開始した。エネルギー効率が約2倍に向上し、CO2排出量を削減する。よりきめ細やかな炊飯管理も可能となり、同社は「主力品『ザ★チャーハン』や、おいしく減塩を実現する健康・栄養価値製品などの開発をさらに進める」としている。

設備投資額は約19億円。新ラインでは、一連の効果により年間のCO2排出量を約7千t削減できる見込み。これは20年度の同社国内工場総排出量の約12%に相当する。なお、新ライン稼働に伴い米飯類を製造してきた大阪工場(1970年操業開始)は3月末で生産終了。

EU農産品 フランス製 冷凍スイーツ オノレ onore - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)