10.2 C
Tokyo
8.9 C
Osaka
2025 / 11 / 19 水曜日
English
日配大豆製品豆乳類生産量 22年は減少 無調整は料理、飲料用で増加
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

豆乳類生産量 22年は減少 無調整は料理、飲料用で増加

日本豆乳協会調べによる2022年1~12月の豆乳類全体の生産量は前年比98.2%の41万6千329㎘にとどまった。

品目別では、「豆乳(無調整)」は12万6千304㎘(102.7%)と引き続き増加。「調製豆乳」は20万4千268㎘(98.1%)、「果汁入り豆乳飲料」は1万5千860㎘(90.7%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は5万5千811㎘(93.4%)といずれも前年を下回った。業務用の「その他」も1万4千86㎘(90.5%)と、引き続き低迷している外食需要の減少が影響した。

昨年は原料価格の高騰に伴い5%程度値上げされた。そのため「消費に対する意欲が減退していることや買い控えが起こったことが生産量の減少にも影響した」と協会ではみている。一方、コロナ禍で引き続き健康志向が高まっており、料理や飲料用としての増加率が高まっている「豆乳(無調整)」の生産量がさらに拡大している。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点