カルビー 創業地・広島に最新鋭のマザー工場建設へ DXで環境負荷低減、生産効率向上

カルビーは創業の地・広島に新工場を建設する。24年12月稼働開始予定。DXや地球環境に配慮した設備の導入により、環境負荷の低減や生産効率向上を実現していく。既存商品の供給能力拡大のみならず、将来的な新規技術・事業展開も視野に入れながら、次世代型生産体制の確立に向けた人材育成を進める拠点としての役割を担う。投資額は約520億円。

新工場のコンセプトは「人と地球の笑顔をつくりだす、未来を形にする工場」。事業環境の変化に対応した強固な基盤を確立し、変革と挑戦による持続的な成長の実現に取り組む。

所在地は広島県広島市佐伯区五日市港1-2-3。建物は、生産棟(鉄骨4階建て、延床面積5万1千164㎡)、原料供給棟(鉄骨平屋建て、延床面積3千675㎡)の2棟。生産能力は、年間約280億円。23年4月に着工し、24年12月から順次稼働予定。

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