「ピノ」など146品値上げへ 3月から森永乳業

森永乳業は、3月1日出荷分から飲料と家庭用アイスの33品、4月1日出荷分から牛乳類やヨーグルト、家庭用チーズなど113品の価格改定(容量変更含む)を実施する。

飼料価格の高騰など生乳生産経費の上昇を受け、4月から乳製品向け生乳取引価格を引き上げることで生産者団体と合意。原材料や包装資材、物流費など諸経費も高止まりが続いていることなどから実施を決めた。

3月1日出荷分からは、対象の飲料12品、家庭用アイス17品を希望小売価格で5~14.3%引き上げ。4月1日出荷分からは、対象の牛乳類2品、飲料1品、ヨーグルト43品、デザート8品、家庭用チーズ・バター25品、ヘルスケア他16品、豆腐3品を、3.6~28.9%引き上げる。

なお、希望小売価格を設定していない家庭用アイス4品、牛乳類3品、家庭用チーズ5品の計12品については出荷価格で3.5~13.3%引き上げる。

主要商品の税別新価格は、「マウントレーニア カフェラッテ」(240㎖)が170円(現行160円)、「ピノ」(10㎖×6粒)が160円(同150円)、「ピノ チョコアソート」(10㎖×24粒)が610円(580円)、「ビヒダス プレーンヨーグルト」(400g)が240円(同230円)、「森永北海道バター」(200g)が460円(同410円)など。

内容量変更は「クラフト 切れてるチーズ」シリーズ5品を148gから134g、「フィラデルフィア贅沢3層仕立ての濃厚クリーミーチーズ」を111gから99gに変更し実質値上げ。