サントリー食品インターナショナルが5月10日に新発売した「サントリー天然水 きりっと果実 オレンジ&マンゴー」がヒットした。
取材に応じた日本事業を統括する木村穣介SBFジャパンCEOは「果実の健康感と『サントリー天然水』ブランドがぴったりとハマり、コンビニチャネルでは一番売れた新商品となった(同社調べ)」と語る。
同商品は、テレワーク疲れや食事での栄養不足を感じる生活者が増え手軽に果実の栄養が補給できる飲料が伸長しているとのサントリーの分析の下、フレーバーウォーターの本質的な価値を掘り起こした商品となる。
「“フレーバーウォーターのブームは去った”までは誰でも言えることだが、何らかの価値を感じていただいたから買われたのであり、それが長続きしなかったためだと考えるべき」と説明する。
この考えの下、清冽なおいしさ、ナチュラル&ヘルシーという独自の価値を持つ「サントリー天然水」ブランドから、果実の満足感と栄養を摂りながらスッキリ飲めるという新しい果汁飲料を提案した。
来年に向けては「ブランドの周辺領域でやれることはたくさんある」と意欲をのぞかせる。