CO2排出量がネットゼロに キユーピー神戸工場

キユーピーは神戸工場で使用する電力を実質再生可能エネルギー由来100%に切替えた。関西電力による再生可能エネルギーメニューでの電力供給と、三井物産からの供給燃料(蒸気)で発生するCO2相当のJ―クレジットの購入によりグループ初となるネットゼロ工場を実現。年間約3千680tのCO2排出量が削減されることになる。

キユーピーグループでは、12年から国内13拠点に太陽光パネルを設置。22年8月には惣菜工場のキタカミデリカが太陽光発電のスペースを提供し、新電力大手のLooopが設置と管理を行う「オンサイトPPAモデル」で運用し、同工場での総電力使用量の5.3%を発電することで、年間約85tのCO2排出量削減を見込んでいる。さらに23年2月には国内3拠点での太陽光パネルの設置を予定している。