味の素冷凍食品は、全7工場における大型フリーザーの脱フロン化と温室効果ガス削減の取り組みを対象に、「第2回ソトコトSDGsアワード2022」(主催:ソトコト・プラネット)でゴールド賞を受賞した。このほど授賞式が開かれ、生産本部生産戦略部生産基盤グループの西村智氏がトロフィーを受け取った。
同社は2000年から脱フロン化に向けた取り組みを開始し、20年度末に計画通り国内全7工場の大型フリーザーに使用している特定フロンの全廃を達成、自然冷媒への転換を完了している。これにより、総保有量70tの特定フロン(温室効果換算で二酸化炭素12万6千700t)を削減した。
また温室効果ガスは25年までに30%削減(18年比)、30年までに50%削減(同)の目標を設定。工場を中心に現場目線の小さな取り組みから環境に優しい燃料への転換といった大きな取り組みまで様々な活動を積み重ねており、21年度時点で14%削減(同)している。
同アワードは、SDGsの活動を広く支援しながら、ウェルビーイングな世の中を作ることを目的としている。