ブルドックソースはブルドックグループ長期ビジョン「BGI(ブルドック・グローバル・イノベーション)2032」を策定した。「Sauce」を極める世界ブランドへの成長を目指し、国内と海外、VC(バリューチェーン)の基本戦略3テーマに取り組む。
同社は長期ビジョンのミッション(目指すべき社会的価値)に「世界のSauceを創造するブルドックグループ」、ビジョン(2032年にあるべき姿)に「Sauceの魅力でホッとするおいしさを世界へ伝える」、バリュー(社員の価値判断基準〈行動基準〉)に「ひとりひとりに食のこだわり(おいしさ、安全・安心、高品質)を届ける」を掲げた。
ソースメーカーとしての付加価値を極めることで、名実ともに国内・海外でのSauceのトップブランドを目指す方向。
また、ビジョンの実現に向けて3つのステップを設定し、国内戦略、海外戦略、VC戦略に取り組む。
国内戦略では、国内ソース市場におけるリーディングカンパニーの地位確立に取り組む。まず東西エリアのそれぞれでソースブランドとアンド・ブルドックブランドを確立。次のステップでSauce開発機能強化による商品力強化を図り、最終ステップで原料の自社生産などの独自の仕入れ機能を確立する。
海外戦略では、ブルドックグループの海外ローカライズに取り組む。まず長期を見据えた海外進出モデルを確立。次のステップで海外展開モデルの構築を図り、最終ステップで海外製造へ本格移行する。
VC戦略(経営戦略)では、持続的成長を実現するための経営変革に取り組む。まずサステナブル・バリューチェーンを実現し、企業価値を最大化させるための戦略投資を実行する。次のステップで生産拠点開発・生産能力向上のための投資を行い、最終ステップで世界基準での品質向上・安定化を目指す。