ネスレ、ピンク色のココア数量限定発売 人工的なものではなく「ネスカフェ ドルチェ グスト」でビーツ由来の色合い実現

ネスレ日本は12月8日からコーヒーメーカー「ネスカフェ ドルチェ グスト」の専用カプセル「ビーツ ココア ラテ」を数量限定でオンライン発売する。

同商品はルビー色の野菜で“奇跡の野菜”とも呼ばれるビーツ由来のピンクの色合いが特徴のラテタイプのココア。

「ネスカフェ ドルチェ グスト」既存顧客への新提案とともに、コーヒーに馴染みのない若年層などの新規顧客の獲得が目的。

11月30日発表したネスレ日本のクリスティーン・シュ飲料事業本部コーヒーシステム&ホワイトカップビジネス部マーケティングマネジャーは「テスト販売したところ、ピンクの色合いが人工的なものではなくビーツ由来であることへの評価が高かった」と語る。

ピーツパウダーは通常、酸化しやすく色が落ちやすい性質を持つが、特許技術を使った専用の5層カプセルで色合いを保持。カプセルは、コーヒーでは酸素を抜いて挽きたてのコーヒー豆を密封し「コーヒー豆だけでなく、コーヒー以外の原材料もフレッシュな状態でカプセルの中に閉じ込めている」。

左から「ネスカフェ ドルチェ グスト」新カプセル「ビーツ ココア ラテ」発表会兼試飲会で登壇したネスレ日本飲料事業本部コーヒーシステム&ホワイトカップビジネス部クリスティーン・シュ マーケティングマネジャー、藪本ゆきゑ氏、小島孝浩氏 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
左から「ネスカフェ ドルチェ グスト」新カプセル「ビーツ ココア ラテ」発表会兼試飲会で登壇したネスレ日本飲料事業本部コーヒーシステム&ホワイトカップビジネス部クリスティーン・シュ マーケティングマネジャー、藪本ゆきゑ氏、小島孝浩氏

同商品は直営店「ネスカフェスタンド」でのテスト販売を通じて消費者の声をもとに開発され「ほうじ茶ラテ/ルイボスラテ」(第一弾)「ブルーラテ」(第二弾)に続く第三弾となる。

「2021年冬の約1カ月間、関東・関西の12ヵ所でテスト販売したところ、500件程度の反響があり“甘すぎる”“ビーツの味わいが感じられない”などのフィードバッグをいただき、約1年かけて調整した」と振り返る。

第二弾の「ブルーラテ」との共通点は、“思いがけない新しいコーヒー体験”を開発コンセプトとした点にある。

「デザートタイプで人気の『チョコチーノ』に今までなかったものを加えたらどうなるだろうというところから開発スタートした。ビーツとの組み合わせについては、アメリカ・ニューヨークのトレンドメニューとしてレッドベルベットケーキやレッドベルベットドリンクが人気で、そこからもインスピレーションを受けている」と説明する。

キャンペーンは「LAURA ASHLEY (ローラ アシュレイ)」とコラボして「ローラ アッシュレイ」製品が抽選で当たる内容で12月10日からSNSで実施していく。

キャンペーン賞品の「ローラ アシュレイ プレスドフラワー柄 マグカップ」 (左側)と「ローラ アシュレイ プレスドフラワー柄 プレート」(左側) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
キャンペーン賞品の「ローラ アシュレイ プレスドフラワー柄 マグカップ」 (左側)と「ローラ アシュレイ プレスドフラワー柄 プレート」(左側)