「い・ろ・は・す」平たくたためる新ボトルを全国展開 2009年のブランド誕生から初の容器刷新

 コカ・コーラシステムは、「い・ろ・は・す 天然水」(555ml)と「い・ろ・は・す」 くだものフレーバーウォーターシリーズ(555ml)を平たくたためる新ボトル(540ml)に刷新して12月5日から全国で発売する。

 容器刷新は2009年の「い・ろ・は・す」ブランド誕生以来、初めて。

 6月20日に先行発売を開始した北海道での販売好調を受けた動きとなる。北海道では新ボトルの発売開始後、1ヵ月で出荷本数500万本を記録し、現時点で累計出荷本数2000万本を突破している。

 新容器は、新容器は「天然水がスムーズに口の中に流れこみ、飲んだ後も簡単に平たくたためる」(日本コカ・コーラ)のが特徴。

 現行容器と同じく100%リサイクルペット(PET)素材を使用し、リブ構造(溝)をなくしても容器に必要な強度を確保できるスパイラル構造を採用。これにより容器肩部をなだらかな形状にし、これに沿って天然水がスムーズに流れるように仕立てられている。

新ボトルの「い・ろ・は・す」 くだものフレーバーウォーターシリーズ(540ml) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
新ボトルの「い・ろ・は・す」 くだものフレーバーウォーターシリーズ(540ml)

 容量を540mlとし現行容器の555mlから減らしたのは、デザイン性と飲み心地のよさを考慮した肩口デザインの形状を実現するためだという。

 平たくたためる構造でリサイクル工程の効率も向上。

 「横方向からの圧力で簡単に平たくできるほか、たたんだ後の容積を現行容器と比較して約2割小さくでき、資源回収、洗浄などのリサイクル工程がより効率的」という。

 そのほか、ラベルを下部に配置し洗練感のあるデザインも特徴となっている。

 コミュニケーションは浜辺美波さん出演のTVCMを12月5日から放映するなどして展開していく。