イオン「三重県フェア」に旬の食材勢揃い 廣田副知事がPR

イオンリテール東海カンパニーは11日から13日までの3日間、東海エリアのイオン・イオンスタイル64店舗で「三重県フェア」を開催した。

三重県とイオンは、10年に地産地消の推進、三重県産品の販路拡大、電子マネーWAONの活用などの分野で協力し地域振興に取り組む包括協定を締結。毎年フェアを通じて特産品の拡充や観光PRなどを行ってきた。

今年の特別催事店舗のイオン新瑞橋店では、23事業所がブースを出展し、自慢の特産品を販売。直営売場では松阪牛を使ったコロッケ、三重県の漁協から直送された鮮魚が並べられた。

また、「おにぎりせんべい」を展開しているマスヤは、数量限定の「和風カレー」などを用意。このほか、ヤマモリ、サンジルシ、ヤマナカフーズなど最大100品目が揃えられた。

13日には、開催記念セレモニーが実施され、ステージには石河康明支社長と三重県の廣田恵子副知事が登壇。ご当地ゆるキャラの「たいみー」「しまこさん」も応援に駆け付けた。

石河支社長は「ご当地WAONを発売し、利用金額の一部を子育てや熊野古道の保全などの目的で毎年寄付している。買い物を通じて地域応援にもなる」と話し、廣田副知事は「鯛やミカン、カキをはじめ、旬の野菜、お餅のスイーツなど自慢の品を持ってきている。いつもの買い物にもう一品、三重の物を追加して」と呼びかけた。