片岡物産は、ココアブランド「バンホーテン」の目玉商品として「バンホーテンの快眠ココア」を8月23日に新発売した。
「バンホーテンの快眠ココア」は、睡眠の質(眠りの深さ・すっきりとした目覚め)を改善するGABAを配合した調整ココア。「バンホーテン ピュア ココア」を使用して「濃厚ながらすっきりとした味わいに仕上げた」(片岡物産)という。
昨秋発売した「バンホーテンの腸活ココア」に次ぐ「バンホーテン」2品目の機能性表示食品となる。
睡眠への関心の高まりが「バンホーテンの快眠ココア」開発の背景。
睡眠の悩みを抱えている人が多いという外部調査や20‐60代女性約8800人を対象にした片岡物産の調査で“睡眠の悩みによって仕事や家庭の生産性や能力が低下すると思う”との回答が8割以上に上ったことから「睡眠は生産性と深く結びついた重要な課題」とした。
質の悪い睡眠は生活習慣病のリスクを高め、症状を悪化させることにも着目。
厚生労働省によると、入眠困難や中途覚醒・早朝覚醒など不眠症状のある人では、良眠している人と比較して糖尿病になるリスクが1.5~2倍になる。
こうした背景を受け、ココアの飲用シーンは就寝前が多いことに商機を見出す。
片岡物産が20‐60代600人を対象にした調査によると、ココアの飲用シーンは約4人に1人が就寝前と回答。
ココアに含まれていると購入したくなる機能の調査では“睡眠のサポート”も全体の3割強が選択した。
飲み方の推奨は就寝前に1日1杯。1杯は小さじ山盛り3杯の20gで、湯量は睡眠前の飲用を考慮し少なめの100mlに設計。1袋100g入りで、5杯分を想定している。