地場品が1/3占める納豆売場 イオンが京都に新店

イオンリテールは2日、京都市中京区に「イオンスタイル西ノ京小町」をオープンした。500m商圏は、30~40代の子育て世代と単身世帯の構成比が京都市平均より高い人口増加エリア。

野菜は京都市中央卸売市場、鮮魚は舞鶴漁港を中心に仕入れ、鮮度の高い地場産品を揃える。さらに、京都珈琲商工組合と連携した12社のコーヒー、地元人気店のお好み焼や京巻寿司の冷凍食品など、各カテゴリーで地域の商材を多く集めた。

和日配でも漬物、豆腐、油揚げの各売場で地場メーカーの商品を展開。一般的にはNBを中心に売場が作られることの多い納豆も、35品中11品、約3分の1が京都・滋賀の地場商品で占められていた。

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町家風の外観(イオンスタイル西ノ京小町)

本村幹夫店長は「店が小さく売場が限られる中で、メーンの商品以外は地場産品にこだわって揃えた」と話している。

【店舗概要】所在地=京都市中京区西ノ京冷泉町、敷地面積3千487㎡、売場面積997㎡、駐車31台、駐輪86台、営業時間8時半~22時。

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