「マルちゃんZUBAAAN!」×ロフト 特設売り場でワンランク上の“お店品質”アピール

 東洋水産はロフトとコラボレーションし、袋麺「マルちゃんZUBAAAN!」の世界観を表現した特設売り場を主要6都市(東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡)のロフト店舗で展開している。

 期間は10月26日~11月15日。

 ロフトならではのデザイン性や機能性を持ったラーメン鉢、箸、調理器具などと併売し、商品コンセプトである “お店品質のあの味”を自宅で手軽に楽しめることをアピールしている。

 テーマは「おうちで気分はラーメン店!」。
 都内では渋谷ロフトの3階で実施。洋食器・酒器・キッチン用品などが並ぶ一角で、赤い暖簾を提げた「マルちゃんZUBAAAN!」のコーナーはひと際目立ち、多くの来店者が立ち寄っていた。

 特設売り場は3ステップで構成。
 まずは「背脂濃厚醤油」「旨コク濃厚味噌」「にんにく旨豚醤油」の中から好みの味を決める。次に豊富な食器・小物類をチェック。最後にトッピングを選ぶ流れとなっている。

豊富なラーメングッズ - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
豊富なラーメングッズ

 かわいらしいデザインの「おまち堂 ラーメシバチ」(税込1650円)、「同 ひとくちおたま」(同660円)、あると便利な「レコルト エッグスチーマー」(3300円)、「白髪ねぎカッター」(同1298円)など、思わず手を伸ばしたくなるアイテムを取り揃えた。

 さり気なく置かれた瓶詰めの「協同組合宇都宮餃子会のラー油」(同519円)、「にんにくきざみザーサイ」(同540円)も食欲をそそる。

 ロフト店舗運営本部の倉田正敏氏によると、両社のタッグは自身が「マルちゃん」製品のファンだったことに由来するという。
 その縁で数年前から情報交換が始まり、イベント等の実現も検討してきたが、22年4月に「マルちゃんZUBAAAN!」が発売されるタイミングで急接近。同氏の変わらぬ熱意と新商品への特別なこだわりを伝えたい東洋水産の思惑が合致し、今回のコラボレーションに至った。

 「我々は店頭でワクワク感や目新しさを創出することを目指している。いつもとは違う雑貨やトッピングを使っておいしいラーメン作りを楽しんでいただければ」(倉田氏)。

 一方、東洋水産販売促進課の大出篤氏は「ロフト様は情報発信力が強い」と期待を寄せる。
 コロナ禍で試食販売が実施しづらくなっている環境下、「リアルに商品の魅力を訴求できる貴重な機会。いつでも手軽にお店のような味が楽しめるワンランク上の商品であることを伝えたい」という。

 また、商品を担当する同社即席企画課の吉田憲司氏は「『マルちゃんZUBAAAN!』は4月の発売前の注文(受注)数が計画の3倍もいただき、その後も順調な売れ行き。気温が下がってきて需要が一段と上向くことを期待している」などと話した。

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