イオンは価格高騰が続く食用油の新価値提案として、いつもの半分の量で炒め調理ができる「トップバリュ キャノーラ油ハーフ(炒め物専用)」600gPET(本体価格398円)を10月25日から、イオン・イオンスタイル・マックスバリュなど全国2千400店舗で発売した。
「食用油の価格高騰が続く中で、暮らしに欠かせない商品である食用油について、家計の負担を抑える商品提供をメーカーと検討を重ねてきた」(和田浩二イオントップバリュ取締役)。
新製品の「トップバリュ キャノーラ油ハーフ」は、少なめの油で炒め料理がおいしく仕上がる炒め調理専用油。油脂技術を活用し、食材とフライパンへの油なじみに優れ、いつもの半分の量で炒め料理がおいしく仕上がることが特長。1回当たりの使用量は半分で済むため、ヘルシーかつ経済的にも優れた食用油として提案する。
同様の機能を有する製品はNBでもあるが、小容量サイズが主体。トップバリュは一般的な食用油の容量ボトルである600gPETを採用し、頻繁に調理される家庭でも十分な回数使える容量設計にも配慮した。
25日の会見で、和田取締役は「新価値創造ブランドを掲げる『トップバリュ』を象徴する新製品であり、しっかりとその価値を店頭でお客様に伝えていきたい」と強調した。
イオンスタイル板橋店では発売初日に「トップバリュ キャノーラ油ハーフ」のエンド陳列と試食提案を実施したほか、定番棚でも中段1段で大々的に展開。「いつもの半分の量で炒め物がおいしく仕上がる」機能を分かりやすく伝える動画コンテンツも作成し、店頭やユーチューブチャンネルで放映。生活者の負担を和らげる「トップバリュ キャノーラ油ハーフ」の価値を広く伝えていく方針だ。