国分北海道は、北海道の蔵元4社と共同開発した「北海道の蔵元」シリーズ4品を20日から道内・数量限定で発売した。食用米では日本有数の米どころとなった北海道。日本酒の原料となる酒米の作付面積もコロナ禍以前までは順調に推移し北海道産酒造好適米使用の日本酒も広がりを見せている。一方で道内の日本酒消費量に占める道産酒の割合は2割程度で、大半が道外の酒蔵の商品が占めている。
こうした現状をふまえ、道産酒の魅力をより多くの人に伝え、北海道のお米生産者と酒蔵を応援したいとの想いから、「北海道の蔵元」シリーズを開発。今年で発売10年目を迎えた。
今回の「北海道の蔵元」シリーズは、北海道を代表する酒造好適米の一つである「吟風」100%をテーマに、道内の蔵元「男山」「高砂酒造」「国稀酒造」「日本清酒」が、それぞれの蔵元自慢の仕込み水と杜氏こだわりの技で個性豊かな純米酒に仕上げた。
シリーズ商品は「男山」(限定1千704本)、「国士無双」(同1千500本)、「国稀」(同1千704本)、「千歳鶴」(同1千302本)の4品。各720㎖、希望小売価格1千180円(税別)。道内販売店での限定発売となる。