ピエトロ「古賀工場」新設へ約60億円投資 ドレッシングなど製造

ピエトロは13日、2021年3月に福岡県古賀市との間で立地協定を締結し、24年6月に建設着工する予定となっている新工場(福岡県古賀市)の詳細を明らかにした。

新工場は古賀市青柳釜田地区(古賀グリーンパーク西側)。建物は鉄骨2階建て、建物面積約6千150㎡、延床面積約8千158㎡、投資予定額は土地の取得費用を含め約60億円。2025年秋の稼働を予定。主力のドレッシングやパスタソース、スープ、冷凍食品などを製造する。

今回新工場における新しい取り組みとして、現在3工場に分散している生産を集約し工場内物流を改善。充填、包装、出荷業務などを省力化する設備を導入し、生産性の向上を図り最適なスペースや動線を確保する。さらなる「ピエトロファン」を深耕するべく、体験型施設や設備の導入も計画。工場見学コースを設置し、レストラン・ショップを併設する。

環境配慮型工場も目指し、新工場建屋の屋根にソーラーパネルを設置して太陽光による自家発電を行うほか、グリーン電力の導入を並行して進めることで100%再生可能エネルギー稼働の工場にする。