社員のアイデアから生まれた「かちゅまーす」 鰹粉×沖縄の塩で「だし塩ふりかけ」 はごろもフーズ

はごろもフーズは鰹節と海水塩を合わせた、だし塩ふりかけ「かちゅまーす」を11月1日から地域限定で発売する。

同社では21年から、固定概念にとらわれない思い切った製品や、より消費者目線に立った製品開発を推進するために、グループ全社員を対象とした新製品アイデアコンテスト「H―1グランプリ」を開催。今回発売する「かちゅまーす」は、同グランプリ第1回特別賞を受賞したアイデアをもとに開発した製品。

「かちゅまーす」とは、沖縄の方言をヒントに、鰹を意味する「かちゅー」と塩を意味する「まーす」に由来。誰もが親しみを持つ、日本に古くからある伝統食品の「かつおぶし」をトッピングだけでなく、より手軽に日々の料理に取り入れてもらえるよう原料の選定や配合の調整を重ね、鰹粉と沖縄県で製造された海水塩を合わせた「だし塩ふりかけ」に仕上げた。

塩は産地やタイプの異なる複数の塩の中から、鰹粉とのなじみ方や味のバランスなどから沖縄県で製造された海水塩「青い海」を採用。鰹粉との絶妙な味わいは、おにぎりや肉料理、炒め物、塩やきそばなど様々な料理に使える。鰹粉の旨味により、通常の塩よりも少量でも料理をおいしく仕上げ、アウトドア料理にもぴったり。

同社では、「まずは塩むすびで『かちゅまーす』の鰹粉の旨味と海水塩のまろやかな塩味を味わってみてください」と語っている。

「かちゅまーす」は内容量45g、参考小売価格500円。11月1日から静岡県、沖縄県およびECサイトで販売。年間販売予定数は5千400個。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)