味の素AGF社は、今年発売20周年を迎えた「ブレンディ」スティック全品種の品質改良を行い休息時間に欠かせない唯一無二の嗜好飲料を目指していく。
「ブレンディ」スティックのブランドパーパス(社会的存在意義)は「ゆとりを、やさしさに」。
これに基づき、「ブレンディ」スティックでは、これまでにも商品やキャンペーンなどを通じて、コーヒーを飲んで「ふぅ。」と一息つく心の充足と、「ふぅ。」で自分自身をよりよい精神状態に導くことが他者への思いやりなどに結びつていくことを伝達している。
この秋冬に向けては、社会全般のストレス増大化の傾向を受けて「ふぅ。」を呼びかける活動を強化していく。
江村治彦コンシューマービジネス部長は「生活者一人ひとりのくつろぎ時間に寄り添いいつでも最高のおいしさを提供する」と語る。
この考えのもと、商品面では既存ラインアップ全品種を刷新。
基幹アイテムの「カフェオレ」は、味の素グループスペシャリティ技術によりインスタントコーヒーに新たな香り成分を加えて、コーヒーの香りと風味がひきたつようにしたほか、新クリーミングパウダーを採用してミルクの香りと呈味をアップさせた。
「全体でコーヒーの風味を中心に濃厚感をさらに向上し、よりおいしくなり、発売前調査でも現行品を大きく上回るご評価をいただき、自身を持って向上できた」と胸を張る。
そのほか「紅茶オレ」「ココア・オレ」「抹茶オレ」「ほうじ茶オレ」なども刷新。「それぞれのフレーバーにあわせた形で味わいに磨きをかけた」という。
リニューアルに加えて、コロナ禍で高まるノンカフェインニーズにも対応する。
幅広い層に「ふぅ。」を提供することを目的に、シリーズ初のノンカフェインティーオレとして「ルイボスティーオレ」を9月1日に新発売した。
新フレーバーの選定にあたっては、近年拡大を続け市場規模30億円以上とされるルイボスティーに着目した。
「ノンカフェイン市場の中でルイボスティー市場は非常に伸長し、外食でもカフェやティースタンドでルイボスティーのアレンジメニューが続々登場している」との見方を示す。
販促・コミュニケーション施策としては、休息をとる大切さを提案する「#カフェオレどき キャンペーン」を継続展開していく。
「『ブレンディ』スティックが休息の相棒として認識していただけるようにキャンペーンタイトルを#カフェオレどきと名付け、この秋に放映する新TVCMでもお伝えする」と述べる。