ブンセン「おかか」シリーズ好調 看板ブランドに次ぐ柱へ

ブンセンのウエットふりかけ『おかか』シリーズが、同社の2大看板商品に次ぐ規模へと成長している。第1弾の「ごぼうおかか」を発売したのが2018年。ごぼうの食感と鰹の風味が好評でヒット商品となる。人気ユーチューバーが全国約50種類のふりかけからナンバー1に選んだり、商品を気に入ったスーパーの売場担当者が大陳し、1週間で数百個を売り切ったりと局地的な話題も集めた。

第2弾となる「たくあん風おかか」投入後も「ごぼうおかか」の売上は落ちることなく、両商品とも伸長を続けた。昨年は60周年を迎えたロングセラーの塩昆布「塩っぺ」を使った「塩っぺおかか」を発売し、ラインアップを強化。現在では同社の2大看板商品、海苔佃煮の「アラ!」と「塩っぺ」に次ぐシリーズへと成長した。

今回、新たに「らっきょうおかか」を発売。ふりかけや混ぜご飯、サラダのトッピングなどに提案する。同社では「食卓の定番であるらっきょうのシャキシャキした食感と、さわやかな酸味に着目した。既存のシリーズ品にはない切り口で、ファン層を広げたい」としている。92g、オープン価格(直売店参考価格・税込み270円)。