長引くコロナ禍のなか、外出自粛やテレワークの増加などによる運動不足を感じているそこのあなた。「肥満気味の方のお腹の脂肪を減らす」というヘルスクレームをパッケージでストレートに訴求したヨーグルトが登場する。明治が10月11日(コンビニは11月8日)から発売する「明治脂肪対策ヨーグルト」(118g、税込143円)、「同ドリンクタイプ」(112㎖、税別143円)がそれだ。
体脂肪の蓄積を抑制することで肥満気味の方のお腹の脂肪を減らす機能をもつ「MI-2乳酸菌」を使用した機能性表示食品。機能性表示食品の届出表示は「本品にはLactobacillus plantarumOLL2712株(MI-2乳酸菌)が含まれます。MI-2乳酸菌は、肥満気味の方のお腹の脂肪(腹部総脂肪)を減らす機能が報告されています」。砂糖不使用タイプのため、砂糖を気にすることなく、毎日続けることができるのが特徴だ。
日本人の肥満率は増加傾向で、一般生活者を対象に調査した「気になる健康用語」では男女ともに第一位に挙げられたのが「体脂肪」(日本能率協会総合研究所「健康ニーズ基本調査」2020年)。体型維持のため健康的な食事への意識の高まりもみられるという環境下、明治は、ヨーグルトで肥満気味の方のお腹の脂肪を減らすという新たな価値を提案することで、ヨーグルト市場のさらなる活性化を図っていく考え。
2020年4月に発出された緊急事態宣言以降のアンダーコロナ下、ヨーグルト市場では「免疫」に注目が集まったが、ウイズコロナのステージに移行すると、消費者ニーズの変化もあり、日々の体調管理、睡眠やストレス、便秘改善など、より日常的な健康意識の高まりに対応した商品への関心が高まっている。そうしたなか、今回の明治の商品は、これ以上ない、というくらいダイレクトに機能を訴求した形だ。