浜乙女「磯の」シリーズ展開強化 ほうじ茶風味などふりかけ3品投入

浜乙女は「白いごはんを、もっとおいしく」をスローガンに立ち上げた「磯の」シリーズの展開を強化する。8月29日に新商品として「磯のふりかけ ほうじ茶香る磯のり味」(希望小売価格税抜200円)と「磯の白えびめし」「磯のいか墨めし」(同各160円)を新たに発売しラインアップを拡充。小売店頭での訴求力を高め、消費者へのブランド認知向上につなげていく。

「磯の」シリーズは、60年以上の歴史と伝統を持つ「磯のふりかけ」を中心に、「のり」を中心とした素材の新たなおいしさを追求。令和の時代の日本の「ごはん」食文化を進化・伝承させていくことを目指す同社の新ブランド。

主軸商品の「磯のふりかけ のりたっぷり磯のり味」が一定の認知とファン層開拓を進めてきたことから、今回新たなフレーバーや新機軸商品を投入。品揃えのバラエティ化を図った。

「磯のふりかけ ほうじ茶香る磯のり味」は、「磯のふりかけ」の歴史と伝統を守りつつ、令和のトレンドも意識した商品設計。2種の「焼のり」と「味付のり」に、静岡県産茶葉を丁寧に焙煎した香り高いほうじ茶をブレンド。「のり」専門店ならではの伝統的な磯の味わいと、女性を中心に通年で支持の高い「ほうじ茶」の味と香りを合わせた、「浜乙女だけの、おいしい香り」を完成させた。

一方、「磯の白えびめし」と「磯のいか墨めし」は、「家庭ではなかなか作れない味を簡単においしく」をコンセプトに開発した混ぜ込みタイプのふりかけ。液体だれ(液体調味料)を混ぜ合わせたごはんに、磯の味わいが豊かなふりかけ(乾燥具)をかけて食べる新たな食スタイルを提案する。

「磯の白えびめし」は、「富山湾の宝石」と呼ばれる白えびを使用した濃厚な「特製白えびだれ」に、サクサクの小えび、香り豊かな海苔とねぎを組み合わせた商品。特製だれに含まれている白えび粉末は、富山県産白えびを100%使用。“圧倒的えび感”が楽しめる。

「磯のいか墨めし」は、富山県の郷土料理「黒作り」を参考にした「和風のいか墨料理」がコンセプトとなる。液体だれの「特製いか墨だれ」は、いか墨にあさり・帆立の旨みと生姜をブレンドした。これにいかやのり、ねぎなどの具材を合わせることで、白飯との相性がさらに高まる設計だ。