アート給茶機が登場 「ふぅ」と潤し「へぇ」と眺め「ほぉ」と思い馳せる コミュニケーション創出へAGFとヘラルボニー社が協働

 給茶をする人が「ふぅ」とカラダを潤し「へぇ」とドリンクディスペンサーを眺め「ほぉ」と作家(人)や社会に思いを馳せる――。

 心身の健康や人と人とのつながりをコンセプトに、アートをラッピングしたドリンクディスペンサー(給茶機)が1日設置開始された。

 これは味の素AGF社とヘラルボニー社の協働によるもので「コロナ禍により人とのつながりやコミュニケーションの機会が減少する中で“人や社会をおもい、コミュニケーションの輪ができる”きっかけを生み出したいという両社の想いが一致し本企画実施に至った」(味の素AGF社)という。

 アートは、神山美智子さん(やまなみ工房在籍)が描いた「からふるな人間と動物」と岡部志士さん(希望の園在籍)が描いた「Scratch Works Yay!Yay!No.8」の2作品を採用。神山さんと岡部さんはヘラルボニー社の契約作家でもある。

 給茶機の名称は「アートドリンクディスペンサー」。
 今後、順次設置拡大していく予定で、AGFは、これによりコミュニケーションを創出し「ココロがあたたかくなる飲用体験の提供とヘラルボニー社が理想とする社会の実現を目指していく」。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)