東亜商事・業務用商談会 値上げ対策、環境配慮 多彩な提案を披露

東亜商事は8月24日、東京・後楽園プリズムホールで食品事業部主催の展示会「グローバル東亜2022業務用食品展示大商談会」を開催。ドライを中心に、チルド・日配、ノンフード、酒類など業務用主要メーカー100社超が出展した。

東亜オリジナルの提案コーナーでは、「メニューの付加価値アップ」「国産・人手不足・脱缶~お店の悩みを解決~」「カレーの魅力、再発見」「やっぱりお米だね」「TOA Cafe」「TOA×WineBar」など、食材値上げやサステナブルなど市場のトレンドを捉え、ユーザーの課題解決につながる提案を披露した。

値上げ対策では、来店客の満足度を高めリピートにつながる魅力あるメニューづくりの一環として、国産や産地をうたえる商材やちょい足しで付加価値アップにつなげる商品を多数紹介。一部供給不安に直面する輸入商材の代替として国産加工品の提案や、人手不足に対応したオペレーション提案、軽量で取り扱いやすいピロー容器など、調理現場の作業性改善や環境に配慮した提案も目立った。

カレーの魅力を再発見(グローバル東亜2022業務用食品展示大商談会) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
カレーの魅力を再発見(グローバル東亜2022業務用食品展示大商談会)
「カレーの魅力、再発見」ではメーカー各社のカレー商材を紹介。安定価格が期待できる米メニューの提案や、さまざまなシーンでメニューで活用できるカレーの魅力を伝えた。

そのほか、「TOA Cafe」では女性社員のアイデアを盛り込んだドリンク・スイーツメニューを紹介。輸入ワインや、日本ワイン、コストパフォーマンスに優れた大容量ワインなど、ワインの提案も充実させた。

また会場内では、LINEでのサンプル依頼やオンラインでの受発注など、日常業務の効率化につながるシステム提案にも力を入れた。