8月19~21日に3年ぶりに開催されたドラッグストアショーで菓子卸のコンフェックスは、新商品やおすすめ商品を陳列するほか、初の試みとなるSDGsに関する取り組みを展開した。
20~21日は一般公開日のため、同社SDGsの取り組みを紹介するプレゼンステージを設けた。サステナブルチョコレート「ココアホライズン」を運営するバリーカレボー社の協力の下、未来のチョコレートに向けた取り組みと、カーボンニュートラル・CO2排出削減を目指し、紙包材・バイオマスインキを使用した低糖質チョコレートを紹介。
また、プレゼンステージに参加した人には紙包材を使用した低糖質チョコレートを1点配布し、SNSフォロー&投稿すると、新商品「ラムネ 懐かしのクリームソーダ味」がプレゼントされた。
今回SDGsを取り上げたことについて企画担当者は「このような取り組みをすることでエシカル消費の意識が高いZ世代への訴求を図りたい」と話す。
ブースにはサステナブル、昔懐かしいレトロ商品、輸入菓子などのテーマに沿って商品が陳列される中、常務執行役員商品本部長兼商品開発統括磯野明宏氏は、市田柿の干し柿を使用した菓子「干し柿もなか―餅入り―」と「干し柿あんころ餅」を推す。磯野氏は「秋冬に干し柿自体上位にくるものであることに加え、流通菓子として干し柿を加工した商品は珍しく期待できる」と語った。