ボーソー油脂は、家庭用米油「ボーソー米油」シリーズのパッケージをリニューアルする。新たに「管理栄養士推奨」のメッセージを加え、9月から順次発売する。
対象製品は「ボーソー米油」1千800g、1千350g、910g、850g、600gの各種。
21年度の食用油市場が横ばい(前年比0・4%減)の中で、家庭用米油は25%増と伸長(インテージSCI調べ)。米油は酸化に強く、さらっとクセがないことが特長で、揚げ物や炒め物はもちろん、ドレッシングやスイーツなど幅広いメニューで使われる万能オイルとして注目されている。
一方、日本植物油協会の調査では、米油の認知度は59.2%で年々高まってはいるものの他の食用油に比べて低い状況。同社では「多くの人に米油の良さを知っていただきたい」との思いから管理栄養士向けのアンケート調査を実施し、その結果を受けて「管理栄養士推奨」をパッケージで訴求する。
全国医療機関610施設の管理栄養士を対象に、「ボーソー米油」を実際に試食してもらい、感想や推奨意向をアンケート調査した。「料理の美味しさや健康を意識する人に米油をおすすめしたいと思いますか」という問いでは、98%が「料理の美味しさや健康を意識する方に『ボーソー米油』をおすすめしたい」と回答。「ボーソー米油」の魅力については、「酸化に強く、料理のおいしさが長持ち」「ビタミンEが摂れる」「国産原料」の順で高い評価を得たという。