コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスのビヨン・イヴァル・ウルゲネス副社長CFOは12日の決算説明会で、業界に先駆けて5月1日に実施した大型ペットボトル(PET)の価格改定について「計画通り進捗しており、スーパー、ドラッグストアの量販店チャネルでは価格改定効果でケース当たり納価はQ2(4-6月)に52円改善した」と語った。
店頭小売価格も出荷価格改定に連動して上昇。
「価格改定の実施前から当社の店頭価格は業界平均と比べてプレミアムであり、価格改定ではその水準を維持した上で、店頭価格が上昇していることを確認しており効果を実感している」という。
販売数量は、価格改定によるマイナスの影響を数週間受けたとし一時減少。その後、夏場に向けて回復。「数量の戻り具合は19年に実施した価格改定時よりも早いペースで進捗している」と述べた。