長期保存食「IZAMESHI(イザメシ)」を開発販売する杉田エースは8月、三島食品の人気ふりかけをセットにした和風出汁のおかゆ3種類を新発売する。
赤しその「三島のゆかりとおかゆ」、青じその「三島のかおりとおかゆ」、ピリ辛まだらこの「三島のあかりとおかゆ」(各税別420円)は、いずれもおかゆ(250g)とふりかけ(3g)、スプーンがセットになっている。災害時に加熱不要で、平時も電子レンジなどで温めて手軽に食べられる。賞味期限は製造開始から3年間。
災害時だけでなく普段使いもできる長期保存食を実現しようと、14年9月からブランドを展開。現在は米飯や惣菜、菓子など約60商品以上をラインアップしている。複数のアイテムをセットにしたパッケージ商品は見た目がお洒落で、ギフト用としての引き合いも強いという。
同社はこれまで製菓メーカーやラーメン店とコラボし、ビスケットや中華惣菜缶詰を発売している。宮澤誠商品開発グループ長は「コラボを含め、美味しさと長期保存を両立したラインアップを拡充していく」と話している。
同シリーズは7月、「ひじきときのこのみぞれハンバーグ」(190g、550円)を新発売したほか、人気の「煮込みハンバーグ」(同)をリニューアル。みぞれハンバーグは、ひじきやしいたけなど生姜の風味が楽しめる具沢山のソースと肉感のあるパテを使用し、素材の旨味を生かした。シリーズのプレミアム系商品として追加する。
煮込みハンバーグは、ふっくら感と柔らかさを刷新。しめじとマッシュルームのきのこ2種類とともに煮込んだデミグラスソースは、野菜の旨味と甘さを引き立たせた。いずれも賞味期限は製造開始から3年間。